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交通環境情報を活用し、社会課題を解決する「MD communet® OPEN INNOVATION PROGRAM 2023」の開催が決定!

 

この度、MD communetは2023年9月13日より株式会社eiicon(以下、eiicon)とともに交通環境情報を活用した“社会課題解決”に向けた共創ビジネス創出プログラム「MD communet® OPEN INNOVATION PROGRAM 2023(以下「本プログラム」)」を始動します。さらに同日より、MD communetの会員である、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下「あいおいニッセイ同和損保」)、住友ゴム工業株式会社(以下「住友ゴム工業」)、株式会社ハレックス(以下「ハレックス」)の3社(以下、中核企業)が掲げるテーマ課題を解決するアイデアを持つ共創パートナーの募集を開始しました。

MD communetは、eiiconとともに本プログラムの企画・設計・運用・PRを行い、あいおいニッセイ同和損保、住友ゴム工業、ハレックスの協力を得て社会課題の解決に資するような共創ビジネスの創出に取り組んでいきます。

 

人やモノの動きをとらえられる “交通環境情報”の一元的な集約、アイデア創出のための場の提供やテクニカル支援を通じ、社会課題の解決や新しい価値創出をする官民連携のポータル「MD communet」では、これまで様々な会員企業とサービス創出に向けてマッチング支援や実証実験のサポートを行ってきましたが、まだまだデータの活用方法やサービスのマネタイズに頭を悩ませている企業が多いという実情があります。 そこでMD communetは、既存の交通領域を飛び越えた様々な業界の企業と連携し多様なアイデアを集うことで、モビリティ分野のさらなる共創の輪やビジネス創出の可能性を広げることを目的としたオープンイノベーションプログラムを開催します。

募集コンセプト


人やモノの流れを中心に、渋滞や事故の情報、天気や路面の状態など、あらゆることを見える化できる交通環境情報。

そんな交通環境情報を使って、「あらゆる社会課題を解決したい、次の未来を創りたい」そんな思いを持った人たちが集い、共創によって、次の未来に近づくための場所「MD communet」。

交通環境情報を活用した社会課題解決へのチャレンジを目指す「MD communet OPEN INNOVATION PROGRAM 2023」は、そのチャレンジに必要な資源・技術・ノウハウなどを持った社外のパートナー企業と出会い、共創することで、既存の産業構造を越えた新たなビジネス展開の創出を目指します。

「MD communet®  OPEN INNOVATION PROGRAM 2023」ホームページ


https://eiicon.net/about/mdcommunet2023/

プログラム説明会 10月4日 16:00~17:00


本プログラムの内容詳細についての説明のほか、質疑応答も広く受け付けます。
少しでも本プログラム参加にご関心のある方は、下記より奮ってお申し込みください!
プログラム説明会申込ページ: https://techplay.jp/event/917071
※説明会後、申込者を対象にアーカイブ(録画)動画を配信します。

 

本プログラム中核企業3社が掲げるテーマ課題


あいおいニッセイ同和損保(テレマティクスデータ×〇〇)

テーマ:テレマティクスデータを活用した地域交通の利便性向上

地域の公共交通の整備や、交通弱者への対応、イベント時の交通渋滞の解消など、地域交通を取り巻く課題は全国各地に多く存在します。「CSV(社会との共通価値の創造)×DX(データやデジタルを活用し、価値提供を変革させること)」を掲げ、デジタル・データ活用などにより保険事業を新たな価値にシフトすることで、お客さま・地域・社会とともに、社会・地域課題の解決に取り組むあいおいニッセイ同和損保。テレマティクス自動車保険の提供を通じて取得している大量の走行データを活用し、地域交通にまつわる社会課題の解決を目指します。

テレマティクスデータについて:
CSV×DXを体現する商品であるテレマティクス自動車保険。通信技術を活用して取得したお客さまの走行データをもとに、安全運転スコアに応じた保険料・安全運転アドバイスなどのサービスを提供することで、事故の未然防止につなげています。あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス保険を通じて蓄積した大量の自動車走行データ(テレマティクスデータ)をパートナー企業のデータ等と掛け合わせて多角的に分析し、新たなサービスの共創を目指す「ADテレマアナリティクス」を展開しています。「冬のDigi田甲子園」で優勝した「交通安全EBPM支援サービス」のように「安全・安心の提供」に実績のあるテレマティクスデータに、新たな価値を+αする取組みを進めています。

募集アイデアイメージ:

・地域住民のニーズに応じた新たな公共交通手段・ルート創出に向けたアイデア
・地域イベント時の交通渋滞・駐車場問題を解決するアイデア


住友ゴム工業(タイヤセンシングデータ×〇〇)

テーマ:センシングコアを活用した安心・安全なモビリティサービスの実現

自動運転やカーシェアリングなど、様々なモビリティサービスが普及している中で、車の状態管理やメンテナンスがより一層重要になっています。住友ゴム工業で開発したタイヤセンシング技術のセンシングコアはタイヤから様々な情報をソフトウェアで解析をすることが可能です。モビリティの安全性に直結するタイヤ状態の検知に加え、タイヤから伝わる路面状態の検知が可能です。このセンシングコアで取得した情報をもとに、モビリティや道路環境など、交通にまつわるあらゆる場面での安心・安全に貢献するとともに、ドライバーのカーライフをより豊かなものにしていきます。

センシングコアについて:
自動車の車輪の回転速度信号から、タイヤ周りの状態・状況である空気圧・摩耗状態・グリップ状態・荷重状況などを推定する、住友ゴム工業独自のセンシング技術です。自動車にすでに流れている信号を活用するため、追加センサは不要です。また、ソフトウェアであるため、メンテナンスが不要で、維持や管理のコストを削減することが可能です。

募集アイデアイメージ:

・安全なモビリティを実現するためのアイデア

・センシングコア×〇〇で新たなデータを生み出すための技術

・交通インフラのスマートメンテナンスを実現するアイデア


ハレックス(気象データ×〇〇)

テーマ:気象情報を活用して安全な交通環境を実現する

近年の気候変動に伴って、局所的な豪雨など天候が急変する現象が頻繁に発生していることから、リアルタイムで高精度な気象情報のニーズが高くなっています。これらの現象は交通にも大きく影響し、一般のドライバーをはじめ、物流業界、公共交通機関など、交通への安全を実現するために気象情報の活用が求められています。気象情報を活用した新たな価値の提供を目指し、その先の新たな事業の可能性を検討します。

気象データについて:

ハレックスでは様々な気象データを活用しやすい状態で提供しております。なかでも緯度経度をパラメータとして、対象地点の時系列データをレスポンスするAPIをはじめ、1kmメッシュで1時間毎の実績データや過去発表した予測データの提供も可能です。また、GISと親和性の高い気象データのAPI提供も行っています。

募集アイデアイメージ:

・悪天候時の安全な運転をサポートするためのアイデア

・物流や交通に係る業界の気象条件に伴うリスク回避を実現できるアイデア

・気象情報をもとにした事故発生予防や保険最適化のアイデア

スケジュール


本プログラム採択で提供可能なサポート


  • データカタログサイトの活用
    車両から取得できるプローブデータ等、8,000件以上の交通に関わる幅広いデータのカタログデータや、技術、サービス、MD communet会員のプロフィールを掲載しており、共創パートナーやインキュベーション実施に必要なデータを検索することが可能です。
  • マッチング支援
    インキュベーション実施に必要となるデータ・サービスの紹介や、90社/団体を超える会員から共創パートナーとなり得る企業の紹介を行うことが可能です。
  • テクニカル支援
    インキュベーション期間中、データの活用方法やアイデアの実現方法など、柔軟にサポートを実施します。インキュベーション終了後も、必要に応じてサポートを実施します。

応募条件


  • 法人登記がなされていること。企業規模は問いません。
  • プロダクトや技術を持っていること。

本件に関するお問い合わせ


MD communet事務局 : mdcommunet@am.nttdata.co.jp
株式会社eiicon 広報  : pr@eiicon.net

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