• URLをコピーしました

配送先情報案内サービス「みせナビ™」

商用車のデジタルタコグラフから取得した過去の車両プローブデータを用いて、配送先毎に異なる搬送ルール(プロファイル情報)を自動生成し、デジタルタコグラフの音声機能でドライバーに案内通知するサービスを開発した。配送先プロファイル情報を配送先に到着する直前にドライバーへ知らせることで、個別のルールを都度確認する負担を軽減する効果を実現した。
(参考)車両プローブデータを活用した配送先情報案内サービス「みせナビ™」の共同実証実験:https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2023/012400/

実証に用いたデジタルタコグラフSR

実証イメージ

特長・提供価値

配送先は店舗毎に「搬入口の場所」「駐車位置」「駐車向き」などのルール(プロファイル情報)を詳細に定めており、ドライバーはその情報に従って搬送する必要があるが、店舗毎に異なるルールを把握する負担が大きかった。本サービスにより、新人などの土地勘のないドライバーに対して、業務効率化や安全性の向上が期待される。

データ活用のアイデア

モビリティデータ

x

物流

=配送業務効率化、安全性確保


店舗プロファイル情報の抽出
配送先店舗周辺の走行実績データを分析し、配送先店舗プロファイルを作成する

  • 利用データ(インプットデータ)
    • 車両プローブデータ
      →過去の配送先への走行履歴データ
    • 配送先店舗の位置情報
  • 処理結果データ(アウトプットデータ)
    • 搬入口位置情報
      →業者車両専用の出入り口があるケースに対応できる
    • 駐車位置情報
      →業者車両専用の駐車位置があるケースに対応できる
    • 駐車向き情報
      →業者車両の駐車向きが決められているケースに対応できる

本ユースケースの座組

図:本ユースケースの座組

サービス創出を企画する総合商社の兼松株式会社、車両プローブデータを生成するデジタコメーカーの株式会社データ・テックと協力し、デジタコメーカーの顧客でもある物流事業者から車両プローブデータを提供いただき実証実験を行った。

MD communet運営は、サービス創出の企画支援や車両プローブデータの加工処理の生成を行っている。

  • URLをコピーしました
TOPへ戻る